2008年7月14日月曜日

アハマディア・ムスリム 平和セミナーに出席して

2008 7月13日 名古屋ヒルトンホテルにて 日本アハマディア・ムスリム協会主催の 平和セミナーが開催され、招待を受けていたので出席。

今回の平和セミナーはアハマディア・ムスリム協会の
KHALIFAT100周年記念事業 ということで 民主党代議士の先生や地方自治体の首長さん 仏教会からも キリスト教関係者も、又、大学の先生方など多くの著名パネラーなども出席され盛況でした。
KHALIFATとは我々日本人には耳慣れない言葉ですが 彼らの説明によれば教団創設者のハズラト・ミルザ・クラーム・アハマド師がご逝去され救世者として認知され100年目だとの事。

イスラム教団の中で最も新しい分派教団との事 本部はイギリス。

彼らは
ヒューマニティー・ファースト を合言葉に世界181ヶ国 2億人のメンバーを持ち、難民や災害被災者の救援活動や援助活動を行っている団体としてTVなどでも紹介されている団体でもあります。

阪神淡路大地震や新潟中越地震でのボランティア活動は新聞・テレビなどでも度々取り上げられています。
メインパネラーのスピーチの後 悪名高いジハードについての彼らからの説明がありました。

ジハードには大ジハードと小ジハードがあり大ジハードは個々の内面を見つめる事であり他者を攻撃することはありえない、又、小ジハードは虐げられ攻撃を受け続けて部族全体の存亡にかかわるようなことが長期に渡りされ続けた場合生存権をかけた戦いとして自らを圧迫し続けている対象に自己防衛の立場から反攻する行為であり今原理主義 守旧派が行っていてメディアなどで伝えられている いわゆる ジハードは 教条的に否定されている行為であるとの説明でした。
彼らの言質を信じたいものです。

かくいう
私は セミナー企画者の一人で当日司会進行の任にあった セイエド・タヘル氏と長い友人ということで出席いたしましたが、無宗教ではないという程度の仏教徒でイスラムの教え等とは程遠い立場の私から見れば当日の参加者の顔ぶれやその出席者数(実数はまだ伺っていませんが200人近かったのでは)の多さにびっくりです。

セミナー参加の感想
日常の生活の中に宗教の占める割合の大変少ない自分を含めた多くの日本人から見ればやや奇異にうつる感は否めない部分はありますが感じるところはありました。
お題目ではなく本当に理念に正直に愚鈍なまでに生きている セイエド・タヘル氏とそのグループに頭が下がります。
イスラムと十把一絡げで捉えてはいけないのではの言うのが正直な感想でした。

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