2008年9月24日水曜日

工芸雑感 4 (原日本人)

縄文人と弥生人
まほろば-日本列島に人類が記録を残したのは 最新の考古学では約4万年以前の旧石器時代とされ、現代日本人の大祖は 約16,500年前から約3,000年前 (紀元前10世紀)の中石器及び新石器時代で、土器や竪穴住居などが発掘確認されている。

特徴など詳細は下記を参照
縄文式土器     弥生式土器

従来縄文人は狩猟の民であり、農耕的文化は後の弥生時代以降と考えられてきたが、最近の考古学ではすでに縄文期に農耕作業の足跡が発掘され、相違点や境界時期があいまいになっている。 ただ人種的には 相違点が歴然とし、後に日本列島に住む弥生系とは異なっている。

乱暴を承知で大まかな分類をすれば、多毛 長頭の特徴は縄文系で、少毛 短頭の特徴は弥生系かと。一般的には アイヌ系や出雲系先住民族、又伝説のコロポックル小人族や沖縄系の現代人は 縄文系かと。熊襲や隼人 土蜘蛛などの南方系先住民も同様かと。

言語的分類は時代を経てからである。
一時代をなした大野晋博士のタミール人渡来によるトラビタ語同系説。カタカムナ古代語説。

超古代史の先鞭をつけた竹内文書(たけうちもんじょ) 徐福伝説の富士古文書(別名宮下文書) 皇室伝承野史 秀真伝(ほつまつたえ) 古代文字研究の 上記(うえつふみ) 縄文文化を基調とした古代東北神道伝承の東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)等など諸説多数。


又、インド・ヨーロッパ語族のヒッタイト人祖説の日の民伝説や 伊勢神宮の神事や紋章との関連からユダヤ人祖説等も古代史研究者たちの論戦下にある。

他に、古代シュメール文化や ヘブライ語との相関関係説 中国大陸奥地の少数民族アカ族などの複次渡来説等など。マニアックな超古代史については個々にご検証を。
縄文後期(5~6000年前から2500年前)に大陸からの渡来人が稲作文明や 現存する風習 基礎言語をもたらしたと考えるのが一般的であろう。

その後騎馬民族の天孫系が先住民や出雲系を併合する形で大和の国の原型が形作られる。

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