夢想国師の庭園美と禅
夢想国師の南禅寺流禅庭と南北朝時代の入母屋造檜皮葺きの禅宗様式仏殿(国宝 観音堂)
同じく南北朝時代の石造宝篋印塔-入母屋造檜皮葺き(国宝 開山堂 )
世間はお盆中、近場でご先祖供養とばかり、虎渓山永保寺の国宝庭園を鑑賞。
虎渓山は 日本有数の酷暑記録の場所 岐阜県 多治見市にあり、この日も実力発揮の酷暑でした。
日本庭園の原点ともいえる庭園に至る参道と 六角堂を望む庭園の切景。
残念ながら観音堂は敷居線の外側からのみの鑑賞でご本尊の聖観世音菩薩の鑑賞不可、樹齢700年になろうという 大銀杏にも触れることが出来ず大いに不満。
特に住職と副住と思しき人物の不親切さには大いに驚きました。
京都や奈良、鎌倉などのような観光地ではなく深山幽谷の地であればこそ夢想疎石の意思を告ぐ対応をしていただきたい。渇!!大渇!!! 池には鯉が泳いでいました。
日本の工芸美術の思想的背景を身近に体験できる場所でもあり管理者の歴史の生き証人の管理責任者であるという責任感と謙虚さを切望します。
ともあれ酷暑の中起伏の激しい山道をさまようだけの価値あり。
境内より土岐川を望む景観と多治見男子修道院
山の麓には(カトリック神言修道会)神言会 多治見男子修道院等もあります。
永保持は2003年国宝・観音堂の屋根裏にアライグマ親子が棲みついて、ひわだぶき屋根に大きな穴を開けてしまったり、9月10日に起こった大火により本堂と庫裏を全焼等の不幸がありただいま再建中。
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